ゆめとねこの思い出を通して浮かび上がる人生の光と陰。
ひかりと笑いの幼年時代。恋、家族の長い病。それを明るく支え続ける母。
そこに訪れては去ってゆくねこたち。
ねこやケヤキ、ペンギンなども話し、懐かしい方言や風俗も蘇る。
ゆめの中にゆっくりと立ち現れようとする懐かしくも新しい明日の世界。
田舎の中学校を出て遠くの男子高に通うようになった私は、印象的な先生たちや友人たちと出会う。やがて落語研究会に入り、麻雀と太宰治にはまっていき…。
子犬のkacchanは長い旅をしていました。そして、一本の桜の木と出会い…。
小説に登場するねこたちや犬、花の写真などです。